「作品紹介」

 RX-178 Gundam Mk-II Prototype

設定
 ティーターンズの旗機として、開発されたマーク2ですが、当時のティターンズの設立目的が「暴徒鎮圧」であったために、対MS戦というのは概念に盛り込まれていませんでした。したがって、携帯する兵装も対人兵器や対装甲車用などの比較的軽装だったことが考えられます。もちろん、場合によってはMS戦も想定していたと思うので、それらに対応できる物でなくては意味がありません。実際の装備としては、連写可能で出力調整出来るビームライフル、暴徒鎮圧用の対人兵器、MS戦にも対応出来るシュツルムファウスト、ビームサーベルなどが装備されていました。シールドは従来の連邦軍の物を流用して使用していたと考えられます。
 しかし、旗機である本機は実際の任務には使用されることがほとんどなく、記録も残っていないためにどこまで開発されていたかは定かではありませんが、正式採用直前のマーク2の一号機はこのプロトタイプの改良型という説が有力のようですその証拠に、この後に製造された残りの2機も、プロトタイプとしての色が濃く、外見は同じ様でも中身はジェネレーターの出力など、微妙に性能の差があったという記録が残っています。
 また、記録には残っていませんが、このプロトタイプの開発には「ガンダム開発計画」の技術の一部が転用されているようです。しかし、その「ガンダム開発計画」は連邦軍の記録には残っておらず、その言葉を紐解くと「アクシズ」「デラーズ紛争」という言葉が裏隠れしているようです。と、言うことは連邦軍純正技術で製造された機体も、陰の部分にはジオンの技術からの反映があるのではないでしょうか?

制作記録
 以上のような設定をでっち上げて、それに基づいて制作したわけですがハッキリ言って、どこをどう改造したかというのはここでは書けません。強いて言うなら「いじっていない箇所はない」です。これを完成させた後に感じたことはスクラッチの方が遙かに早くて楽だったと言うことです。

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