作品紹介

1/100 マスターグレード・アレックス

「イメージ」
 このガンダムはアムロ用に開発されながらも、ホワイトベースに引き渡される前にジオン特務部隊の襲撃にさらされ、テストパイロットによる実戦、大破。その後まもなく終戦を迎えると言った経緯で、実際にアムロに使用されることはありませんでした。既に各模型紙等でアムロ用のトリコロールカラー若しくはカスタマイズされた物などで数多く発表されているので、今更それと同じ物を作ってもイマイチインパクトがありません。なので、G-3カラーにしてみました。正確にはG-3ガンダムはRX78-3の事なのですが、その辺の細かい設定はこの際無視します。で、実際にホワイトベースのアムロに渡されてG-3カラーになっていたらどんな物かと想像して制作しました。

「制作解説」
 外見的にはそんなに大きな改造はしていません。基がMGなので可動やプロポーションに関しては問題ないと思います。しかし、個人的に気になった部分だけいじっています。

「頭部」
 キットのままの顔はイマイチ私のイメージするところのアレックスとは違うので、このキットの数少ない改造点の一つです。
 まず、フェイス部分はMG-GP01の物に変更しています。それからアンテナもMG-RX78の物に変更しています。あと、メインカメラの部分はちょっと高い気がしたので、2mmほど低くしています。

「胴体」
 この部分は両肩にチョバムアーマーのパーツを切り張りしています。この方が全体のバランスもしっくりくるような気がします。また、バックパックの部分は両サイドの分割モールドを全て消して接着しています。また、正面から見たときにバーニアの後ろの部分がスカスカなのでエッチングパーツで見えないようにしています。

「腕部」
 まず、肘の関節は塗装しやすくするためにLジョイントを使って外せるようにしています。それから左腕のマシンガンはシールドを装着するのでオミットしています。その代わりに肩アーマーの部分をPGの様に展開できるようにしています。展開した内部はスプリングパイプやエッチングパーツを使用してディティールアップしています。

「脚部」
 特に大きな改造はしていませんが両足のスラスターのバーニア部分をプラ板で造り直しています。MGシリーズのこういったバーニア部分のモールドが立体感に乏しいと思うのは私だけでしょうか?MK-2やゼータもこんな様なモールドなので私としては納得いきません。私が個人的に受ける印象はバーニアではなく、「ふた」です。何とかなりませんかバンダイさん?
 臑の部分のシリンダーは一体型になっているのでプラパイプとスプリングパイプで作り直して、連動するようにしています。

「武器」
 ビームライフルに着いている持ち手?の部分は形が気に入らなかったので、前後を逆にして後方に再接着しています。シールドは素組みです。

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